7/12 今週は、ひきこもりについて考えてみたいと思います。

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引きこもりにおける定義のひとつに、行政での支援などの方針のために厚生労働省が定めたものがあり、次のように定義されている。

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「仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせずに、6ヶ月以上続けて自宅にひきこもっている状態」
時々は買い物などで外出することもあるという場合も「ひきこもり」に含める
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精神科医の斎藤環先生は、「引きこもり状態にある当事者のいる数は研究者や専門家や親の会等の調査や推測等では26万~40万世帯にのぼるとされ、人数では「推定100万人」」と言われている。

http://ja.wikipedia.org/ 引用

NHK福祉ネットワークによると、2005年度の引きこもりは160万人以上。稀に外出する程度のケース(準ひきこもり)まで含めると300万人以上存在する。全国引きこもりKHJ親の会の推計でも同様である。男女比は調査によって区々で、NHKのネットアンケートによると54:46、「社会的ひきこもり」に関する相談・援助状況実態調査報告によると男性が76.4%、殆どの調査報告において男性は6?8割の割合で女性より多く存在する。
厚生労働省の調査結果では、ひきこもりを経験した者は1.2%、現在20歳代の者では2.4%が一度はひきこもりを経験。男性に約4倍多い。高学歴家庭では、約20人に1人がひきこもりを経験。家庭が経済的に困窮していたかどうかはひきこもりと関係なし
・男性に多い
・20-29歳の者に経験者が多い(40歳代の事例もみられる)
・高学歴の両親がいる家庭に多い

■引きこもりの高年齢化と長期化
従来引きこもりは若者の問題であると考えられており、不登校問題と同一視されてきた経緯から、支援対象者は10代から20代を想定した場合がほとんどであった。しかし近年では引きこもりの長期化や、社会に出た後に引きこもりになってしまうケースなどにより、30代、40代の年齢層が増大している。引きこもりの平均年齢は30歳を越え、40代も2割近いという調査結果もある。この年齢層では支援の方法も限られてしまい、支援団体でも支援対象者に年齢制限をもうけている場合があり、親も老年期に入っているなどの理由から、行き詰まってしまう場合が多い。また、多くの支援団体では支援内容が若年層を想定したものとなっており、家族が相談に訪れても年齢を理由として支援を拒否されることが少なくない。行政による引きこもり支援も同様に若年層を想定しており、条例等の名称に若者、青少年などを冠していることが多い。つまり、行政の対応基準が、実態に沿っていない現状である。
山形県が2013年に引きこもりの実態を調査したところ、15歳以上の県民のうち、引きこもりは1607人だった。そのうち40代以上が717人だった。これはほぼ半数が高齢の引きこもりであるということを示している。こうした現状に鑑み、親が死亡した後のサバイバルプランをあらかじめ考えておくよう提唱する傾向もある。

なお、人数について明確になっていないのは、調査対象が引きこもり状態のため、単純に実態調査が難しいことが原因と考えられる。

と記載があります。

確かに原因は理解できますね。

自宅にいるケースが多いと思いますが、引きこもり状態で、親や支援者等各機関で、どう社会資源に気持ちを向いてもらえるかが本当に大変で、1人1人のひきこもりの方を対応させて頂くのに支援者人数も足りないし、親も相談したいが数が圧倒的に足りなく、親もどう対応して良いかわからない現状をどうやって解決していくか・・・。

「社会復帰をした」という場合、18歳以上の方は、就労が一番わかりやすいと思います。しかし、症状が重い方は、再度そうなる可能性は高い方も多いように思いますが、症状が軽いけど表に出たくないという方もいらっしゃると思うのです。18歳未満の方やその方のフォローは、どのように進めるのが良いのでしょうか?

18歳以上の方を例えれば、リワーク施設の開設数が少なくかつ資金的に設備的にも困難である現実があり、費用は、別フロアにすることの費用負担の問題、賃料の高さ、専門性の高いメディカルスタッフの人件費の高騰を考えれば、経営的には、負担も大きくなり良質なサービスを提供できるか客観的に見て、質を求められないのでは?と考えている方も多いでしょう。そこで、福祉サービスを利用するのも1案ではないかと思います。

18歳未満の方の場合は、時間をかけて嫌なことを忘れ、徐々に自信をつけていけば、社会に出れると思いますが、丁寧に時間をかけて関わりますので、圧倒的に人材不足ではないかと考えられます。国としても制度を作成実行しても現場が追い付いていない現実もある気がしてならないのです。そうであれば、地域別に企業に委託し、女性や人生経験豊富な高齢者を活用する観点から、ひきこもりの方を家庭に行き、根気強くかかわって、「社会に出れるようにすること」を仕事にしてはどうか?とかも実現出来たら、眠っている若者が日本を支えてくれる素晴らしい存在になるのではないかと強く思っています。

近年は、企業の休職者も増えているようでありますが、社会復帰するのにリワークプログラムや医療機関のデイケアを活用するのが多いかと思いますが、利用している方々は、プログラム、デイケアの満足度はどうなんだろうか?と感じます。
*2008年(6年前)に行われた厚生労働科学研究における調査では,休職中の労働者は全国推計値として約20万人と推計されています。現在は、どのぐらいでしょうか?毎年5%増加したと仮定した場合25.5万人になります・・・。

休息や「あわてず、ゆっくり、確実に」をできることが彼らにとって、満足度は高いかもしれません。

満足度は高いかもしれませんが社会復帰できるか?という問いにも「はい。そうです」と1人1人病状や程度が違うので、時間を要すことなのでしょう。

ひきこもりや休職者の方を「自分がもしそうなったら」、「家族や親せきにそういう方々がいたら」と考えた場合、本ブログをご欄の皆様は、どう行動されますでしょうか?

何度も相談先を変え、試行錯誤したがうまく行かない場合に「自分たちで支援する」と考える方が多いかもしれません。だからと言って1人ではないので、必ず仲間を作って欲しと願う今日この頃です。

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