平成の歓喜騎兵隊 上坂会長は「侍」のような方

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皆様 こんにちは。佐藤浩司です。

9月の上旬山口県周南市のカン喜様に行って来ました。ご対応頂いたのは、上坂会長と上坂社長でした。1代で今のグループを創ってきた上坂会長に主にお話頂きました。

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株式会社カン喜は、創業昭和48年、会社設立昭和57年八木水産とノースイの合弁会社株式会社八木ノースイとしてスタートしました。山口県南に位置し、周防灘まで1キロ、周囲の山々に囲まれた自然豊かな場所に本社があり、事業内容は、カキフライや殻付きカキグラタン等、農産物の製造・加工及び販売で、年商売上6億円、営業利益1000万円、従業員72人(うち障がい者は、知的32名)、障がい者雇用率44.44%、全従業員の平均賃金(一人当たり)13万円になります。平成18年には、高齢化時代80歳までは仕事を作ろうとの思いと時代の先を読み、カン喜の関連会社として特定非営利活動法人周南障がい者・高齢者支援センターを設立しました。平成20年10月に同法人内で、就労継続支援A型事業所を開設しました。事業内容は、カキ殻洗浄、カン喜の製造請負、農業事業(農業委員会の許可取得)等で、年商売上1.2億、営業利益50万、従業員74人(うち障がい者は、知的40名、精神5名)、障がい者雇用率60.81%、全従業員の平均賃金(一人当たり)9万円になります。

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賃金は国内平均に比すれば低いが、カン喜の障がい者は最低賃金以上、よろこびの里(継続A型の事業所名)は、平均賃金9万円で他社に比べれば抜群に良いと思いますし、障害者が自立して生活するには、年金合わせ十分な収入と感じます。

きっかけや様々なお話を伺って来ましたがいちばん感動したのは、経営危機にあった時に乗り越えてきた、精神力及び人間力、手法でした。

平成15年合弁を解消したため、数ケ月の間、月々の売上が80%減少しましたが、それを救ってくれたのが前述の殻付きカキグラタンと株式発行です。カキグラタンは割愛させて頂きますが、株式発行について書かせていただきたいと思います。

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株式発行は、一時期、月々の売上が80%減少、経営難に陥り資金不足になったとき従業員の賃金を借用して株式に変えました。障がい者の親を説得して、彼らやその保護者にもカン喜の株式を持っていただく、支援していただいている議員さん、水産大学の窓にもお願いして資金を集め、株主になってもらいました。具体的には、障がい者の親を含む従業員持株会にし、5回(5万円、7万円、10万円、12万円、13万円)株式発行しました。今では、資金調達も必要もないので、募集はしていないそうです。現在では、10株で、130万円にもなります。障がい者が退職する際には、その持株を退職金代わりにしています。

全国でも障がい者当事者と親が株式を持っているとの例はないのではないだろうか?

上坂会長78歳で、「あと10年は仕事する」とおっしゃっていましたが、小生冗談で、会長まだまだ現役で100歳まで目指して頂ければ。という会話をさせて頂きました。起業家の大先輩でもあるし、福祉事業及び人生の大先輩です。広報活動、講演活動、事業活動全てに置いて、参考になりますので、会長には、まだまだ、現役でいらして欲しいし、学びに行くべき会社であると強く思ったので、思わずその言葉が出てしまいました。

ご縁に感謝です。

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