それぞれの立場を尊重しあうことの重要性。特に障害者生活支援等では・・・。

2014-07-07_161117

障害者が働くということに関し、健常者と変わりなく「心、技、体(生活)」であることは間違いないと感じます。

その3ケの中で何か一番大事でしょうか?

私個人的には、体(生活と健康)です。健康で生活環境も整っていれば、生活が安定し、心も豊かになり、仕事の意欲が出てくるとはずなのです。

しかし、退院してまもなく、病状も重く生活が不安定な環境で、かつ、激変しています。話をすることも難しい人は、まだまだたくさんいます。どうやって乗り越えていくのでしょうか?

各支援担当やそれぞれの立場を出来る限り、「知って、見て、理解して」。ということを繰り返し実施していけば、中立で冷静な環境で、支援の方向性や本人に寄り添える形が見え、本人にとっても良いサービスを提供できるようになると思います。出来る限り、寄り添って、そして諦めては行けないということです。

しかし、一方で、特別支援学校卒業後70%の方が就職できていない事実や長期間病院や家庭にいて生活を整えられていない方も多くいます。それは以下のような現状があるからではないでしょうか?

【社会に出たくても社会復帰したくても居場所がない】
1、特別支援学校を卒業後、福祉施設や就職しか選択できない現状がある。(進学率は1%未満。専攻科があるのも全国で10校のみ)
2、仕事や自立生活を前提に目標に応じて利用者たちの可能性を引き出していく支援を提供している施設が不足している。
3、長期間、病院や家庭にいて生活のリズムがつかめず、居場所がないといううつ病、アルコールや薬物依存等の精神障害者の実態がある。
(当施設の協力病院医師の話より)多くの機関が患者のサポートには当たっているが、障害者によって抱えるニーズは多岐にわたっている。
4、本人の思春期や反抗期にある出来事がなく、ふとしたときにあれ?とこのままで良いのだろうか?と疑問に思ったり、親の敷いたレールに乗らないといけないのか?と思いながら過ごし、それが積もりに積もって、爆発して、発症してしまったこと。
5、本来あってはならないことですが、医療機関のミスもあったのではないかという疑い。実は私の息子もそうだったのでは?と振り返ると当てはまることがあるかも。と思うようになりました。
6、それそれの立場で財政難、人手不足、人材不足は理解しているがそれをどう補っていけばよいかが、見てていない。
7、送り出す側が「就労支援機関や就労移行支援事業所が高機能発達障害者の対応に慣れていない」と思っているときがある
8、送り出す側が「本当に大丈夫か?」と思っているときがある。
9、受け入れ側が「本当に大丈夫か?」と思っているときがある。→本来あり得ないですが、地域に他に受け入れ施設がなければ、親が預けると思う。
10、法定雇用率を満たさねばならない。上場企業では、代表訴訟リスクやCSR的によく無い。
11、デイケアは、預かっている間ず~っといていただかなくてはならない。本当に当事者は必要かどうかは疑問である。

といろいろな立場でいろいろな背景があります。

No6の解決策としては、まず一歩踏み出し、それぞれの立場や制度を理解する。そして、確固たる信念やある程度の実績があれば、周囲も納得できるとは思いますが、そうでない場合、「一概に発言できない状況の立場」であることも自覚しなければならないと思います。

その他も「どうしたら可能か?」という観点で考えること、そして、それを言い続けることで、自分も心が折れそううな時湧き上がることもあるでしょうし、他の方もだんだんその気になってきて、協力をしていただけることが突破口にもなりますし。

かくゆう小生もまだまだですが、私個人的には、障害者に関わる方は、原則一生懸命で、優しく責任感もある方多いですので、
1,もう少し広い視野をもつ、
2、異業種と関わること
3、現場の声を聞き、
1~3で何か問題点か?何が課題を常に自問自答し、積極的に関わるようになれれば、多面的、総合的な視点から発言や提言、課題解決できるのではないかと思います。

話は、変わりますが、視察小ネタ情報を。
昨日金曜日は、福岡で、尊敬する障害者雇用企業の「昼礼」を視察。私も参加してきました。45年年間話せなかった方がその企業で1年半働いて別のマッサージの会社に行くのですが、昼礼で皆の前で歌を披露していただきました。周囲にいる当事者やスタッフさんの優しい笑顔が見れて幸せな気分になりました。また、特別支援学校を卒業し、3ケ月で一般就職をする女性の方が皆の前で挨拶、社長からは、今月の頑張ったで賞(金一封)を頂き、かつ、皆で贈る言葉を熱唱。私も目頭が熱くなりました。

よっし、やるぞ!

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