配慮と業務量、生き方を考慮した自分自身のキャリア形成を考えてみる。

caria

*本写真と文章は全く関係ありません。

現代の時代では、(結果当事者になってしまった)方を含めたキャリア形成は、常に悩んでいるご自身、また、企業も多いのではないかと思います。

過去に大変で、やっと仕事はじめたのに(本人にとって)辛いこと、職場の雰囲気に馴染めないこと、会社側に上手く伝えられないこと、会社側の都合で、業務増減があったり等、当事者にとって色々あると察します。

せっかく就職できた会社だから、性格的にも頑張り過ぎてしまうことがあり、体調を崩すかもしれない。

我慢することは、就労継続のために必要かもしれないが、我慢し過ぎて、体調を壊したら、元もこもない。当事者本人も会社も大変です。特に会社を休んでいる時、代理で、他スタッフが業務を行わなければならないのであります。

そんなこんなで、時を過ごし、悩んでいて、周囲にお話しできないで、悩んでいる方がいらっしゃれば、以下点線内文章を1つの参考として、是非目を通して頂けると幸いです。

考え方を変えれば、見方を変えれば、以下の生き方も良いのではないかと思う。選択肢はたくさんあって、色々な生き方があって良い世の中です。大事なのは、従業員の幸福度を中心にできることを模索し続け、前向きに自分のペースで挑戦することではないかと思います。特に精神障がい者雇用では大事な観点になります。

引用元 取材・文/有井太郎、編集協力/プレスラボ
http://diamond.jp/articles/-/91995
——————————————————————————————————–
「今」のポジションで安定するため
会社になくてはならない存在を目指す

 次に紹介するのは、ある企業の経理部門で働くKさん(40代男性)だ。その企業は典型的な「営業至上主義」であり、優秀な人は営業部門へと回される。役職も営業部門に多く、Kさんは経理部門を統括しているが、決して「企業の中での地位は高くない」という。
「若い頃、営業部門に一度行きましたが、ノルマ競争のプレッシャーや過酷さに打ちのめされました。精神的にも追い詰められ、休職を考えたくらいです。そこで経理に回ったのですが、自分としてはそちらの方がずっと適任でした。出世コースに乗らなくていいから、このポジションを維持したいと思いました」(Kさん)
 Kさんの企業は異動が多く、経理は特にそれが激しかった。そこでKさんは「 自分がいなくなると、経理部門が困るほどの存在になればいい 」と考えた。それは、「 自分が出世コース(営業部門)に戻らないため 」だった。
「 それから今まで、もう10年以上経理のリーダーをやっています。この会社では営業が花形ですが、あの重圧と苦しさは二度と味わいたくない。経理も忙しい時期はありますが、精神的に危うくなるほどの負担はないんです 」(Kさん)
 経理部門にいる以上、Kさんの企業では「 給料もほとんど上がらない 」という。それでも「贅沢をしなければ十分暮らせる」と気にしない。また、彼の妻も「(営業をやっていた頃の)毎日つらそうな表情を見るより、平穏な今の方がずっといい」と話す。
 Kさんの話で大切なのは、彼の社内におけるポジションが“ 代わりの効かない状態 ”になっており、「今」安定できる状況がつくられていることだ。             
=3=
退職を慰留する会社への交換条件「定年まで昇進させないこと」
 そんな状況をつくり出した人は他にもいる。中規模企業の営業マンであるMさん(40代男性)だ。彼は10年前に現在の会社に転職し、主要なエリアの営業をずっと担当している。
 そんな彼は、5年ほど前に転職を考えた。そしてそれが、「今安定できる状況」をつくる機会になったという。
「うちの企業は上からのノルマがきつく、僕の属する営業チームはいつも厳しいことを言われました。そしてそのたびに『お前がチーム長になればいい』と昇進をほのめかされたんです。ただ、僕はどうしてもこの会社でチーム長になるのは嫌でした。ワンマンな社長の言いなりにはなれなかったんです。そこで、5年前に退職願を出しました」(Mさん)
 退職願を出すと、企業はMさんを懸命に引き止めた。それだけ重要な人物だった、ということだろう。そこでMさんは、この会社に残るための条件を1つ出したという。それが「今後、昇進しないこと」。つまり、今の一営業マンとして退職まで身分を固定してもらうことだった。
「 営業部門を統括するのは、仕事としてやり甲斐もあります。給料も別格です。でも、その人たちは毎日遅くまで仕事をして、土日出勤も珍しくない。昇進した結果、人が変わったように自分のポリシーを捨てる人をたくさん見ました。僕は母の介護もあるし、土日は大好きなサッカーがしたい。何より、エリアの一営業マンという立場が、自分のポリシーを保てて一番楽しいんです 」
(Mさん)
 営業チームのリーダーとなり、会社の重要部門を統括するのは、キャリアにおける「昇進」への階段。しかし、彼はそこに魅力を感じなかった。営業として毎日外回りをすることが“やり甲斐”だった。
 もちろん、プライベートも重要だ。彼は毎週友人たちと試合を行うほどのサッカー好き。また、高齢な母の面倒を見るという責任感もある。この時間を犠牲にはできなかった。そこで彼は、会社の残留交渉を逆手に取り、「今」生きられる状況をつくり出したのだ。
 とはいえ、「会社にわがままを言った以上、一営業マンとして最後まで数字を出さなければなりません。それだけは自分に言い聞かせています」とMさん。これは、今を選んだ人間だからこそ感じる責任なのかもしれない。
=4=

肩書きを捨てても学ぶものは今の方がずっと多い
 前述の3人の他に、こんな「今の人生」を選んだ人もいた。Oさん(40代男性)は、日本有数の大企業で販売を行っていたが、数年前にその会社を辞めて、趣味だった“ブリキのおもちゃ”のネット通販を始めた。
「入社したときから、この会社は役職が上がれば上がるほど、大変な責務が待っていることを知っていました。それで、20代の頃から『趣味であるブリキのおもちゃでいつか生活できないか』と考えたんです。最初はちょっとずつ通販を始めて、40歳の頃にはある程度平均的な収入を確保できるようになりました。そこで、会社での出世は捨て、趣味で食べていこうと考えたんです」(Oさん)
 退社するのではなく、前述した人たちのように、その企業で昇進せず同じポジションに留まる方法も考えられる。しかしOさんは、「 大企業ゆえに、昇進を拒む社員の面倒を見てくれる雰囲気はなかった 」という。そのため、彼は大企業を辞めた。
「 収入はもちろん少なくなりましたし、将来の安定も確約されていません。でも、生活できるレベルの収入はありますし、すでに一定の顧客もつくれました。何より、今の方が自分でビジネスの方針を考えたり、流通経路をつくったりする楽しさがあります 」(Oさん)
 会社を辞めるときは多くの人から「 なんで辞めるの? 」と不思議がられたが、彼は今もその決断を全く後悔していないという。「 その企業にいるより、今の方が新たな人との出会いや経営ノウハウなど、ずっと多くのことを学べている 」と胸を張る。
 生き方が肩書きかどうかを考えるとき、どうしても「本業」である仕事のキャリアを基準に判断しがちだ。しかし、人生には趣味や家庭、恋愛など、様々な幸せの要素がある。もし昇進のためのキャリアを目指せば、そのぶん、他の要素に時間を費やすことは難しくなるだろう。
 逆に言えば、本業以外の様々な要素を満喫することかもしれない。今生き方を実現した人は、明らかに本業以外の要素を楽しんでいることが多かった。
 なお、今の生き方を目指す人の多くは、昇進や管理職になることを望まなかった。その背景には、「昇進に魅力を感じない」「管理職になることが幸せではない」という考えもあると言えよう。
 =5=

管理職を目指さない人が増えた構造的な原因
 人事コンサルタントの山口俊一氏は、「どの生き方との関連性かはわかりませんが」と前置きした上で、ビジネス・パーソンが管理職に魅力を感じない構造を説明する。
「平均年齢の高齢化に伴って、管理職は狭き門になっています。しかしその割に、日本の管理職は他国に比べて賃金面でのメリットが少ないんです。さらに、長時間労働の会社などは、残業代がなくなるぶん、管理職の方が給与ダウンするケースも少なくありません。もちろん、責任負担を避けたいこともあるでしょう」
 こういった管理職のネガティブな点が、昇進意欲を抑止しているのは明らか。もちろん、それは「 国や日本企業の将来 」といった大きな視点で見ると、あまり良いことではない。山口氏が指摘する。
「 以前と比べて、明らかにビジネスパーソンのハングリー精神は弱まっています。となると、戦後の高度経済成長を遂げたような活力は望めません。普通に考えれば、国際競争で劣勢になっていくでしょう 」
 そうした未来が現実になれば、私たちにとっても喜ばしいことではないはず。それでも、実際に働いているビジネス・パーソンからすれば、会社や日本の幸せよりも自分の幸せを優先してしまうもの。そうして追い求める形として、「今の生き方」があるのではないだろうか。
 人生の価値観は人それぞれ。「今の生き方」と言われて、喜ぶ人は少ないかもしれない。しかし、本稿に登場した人たちが、楽しそうに人生を振り返っていたのは確かである。あなたは彼らの生き方を見て、何を感じるだろうか。
                                         =6=
———————————————————————————————————————-

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ページ上部へ戻る