見学受け入れの効用

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今週は、(少しだけ)自社情報で恐縮ですが障害者雇用の開始きっかけと見学の効能を考えていたいと思います。

思えば、 障害者雇用を始めたと思ったのは、法政大学大学院坂本光司研究室での視察がきっかけでした。「日本でいちばん大切にしたい会社」の受賞企業や障害者雇用を行っている会社は、「雇用人数増加とともに業績が向上している」。この事実に衝撃を受けたのです。

自社含め企業側では、「出来るわけがない」、「絶対に無理」、「役に立つわけがない」と思っていました。障害者雇用企業を見学に行き、経営者の考えを聞き、「自分たちで限界を作っていたんだ」と気づき、実際に活躍している姿を見て目が覚めました。自分の考え方次第だと……。

 また、障害者雇用を行っている経営者の人格が「利他の心」を持ち、温かく接し、想いをもって運営している姿を見て、この素晴らしさを共有できる経営者仲間を作りたいと思いました。障害を抱えた方々がその経営者とともに一生懸命働く姿を見て「この感動を共有したい」、「この感動を伝えたい」、「自分の息子の夢を、仕事を、自立を託したい」と思うようになりました。『障害者だから自分には全く関係ない」ではなく、自分自身がいつ事故に遭うか、いつ病気になるか分からないのです。「明日はわが身である」という認識と謙虚な気持ちを持ち続け、人の根源にある「人は助けあい、助けられる」「人のために一生懸命すると周りは助けてくれる」ことを忘れずに日々活動していければ、より良い会社づくり、世の中に必要とされる会社になれるのではないかと感じています。しかし、障害者雇用の導入に当たっては、自社の社員への説得、日々障害者と接している支援機関、ハローワーク、区役所、各都道府県庁等、様々な関係者とのかかわりがあり、「わっ大変だ」と企業の方は、思われるかもしれません。しかし、積極的に見学や視察を受け入れることによって、企業にもメリットや効能は多大にあると考えます。*来週は、企業視察の内容を掲載させていただきたいと思います。視察企業様は、障害者の部署ができて、半年程度ですが人事担当者からは、「彼女らが喜んでいました。視察受け入れはいいですね。」とおっしゃっていたのが印象的です。

見学や視察を受け入れることのメリットや効能は、下記がそうではないかと考えています。

                    記
■見学のメリット
見学の方への効用として、①つながりがうまれることによる孤独感の緩和、②愛と勇気の芽生え、③社員とその家族に誇れる背中になる、の3点があることを知りました。下記は、スタッフもしくは、会社全体に当てはまる部分かと思います。

▼第1のメリット
見学を通じて、見学参加者に、企業のファンになってもらうことです。企業見学は、2時間あまりの時間で見学者をファンにする絶好の場であることです。日ごろからそれを意識した経営をしていれば、見学者をファンにすることは容易(実例では、岐阜の日本ウェストン様の取組素晴らしいです。)な気がします。なぜそのビジネスをするのか、なぜその製品を作るのか、その製品の開発秘話(ストーリー)などについて、社長から話を伺うと、社長の熱い思いが伝染して、見学参加者が会社やその製品のファンになることがよくあります。見学者は、その会社のことを何とか応援したくなるもので、見学参加者は、リアルの場だけでなく、ソーシャルメディアででも、まわりの人に、その会社のよさを伝えます。まさに、口コミの伝播効果が期待できます。

受け入れ側の社長さんは、見学を「社外営業マン養成セミナー」と考え、スタッフと話合い、進めると、新たな気づきや学びの場になるかもしれません。

▼第2のメリット
見学を受け入れるメリットの2つ目は、社内整備のきっかけになるということです。外部の人を受け入れることによって、社内環境の美化が促進される。掃除や不用品の処分はもちろん、照明やオフィスのレイアウトも見直すきっかけになるかもしれない。常に見られているという意識があると適度な緊張感といいますか空気が締まって良いと感じます。

▼第3のメリット
見学を受け入れるメリットの3つ目は、社員教育、ひいては社員のモチベーションアップの手段として使えるということです。見学者に対して、社員さんから自分の業務内容を説明していただくことがあるが、その社員さんは自分の業務を見直す良いきっかけになっていると思う。突飛な質問に回答するのもいい訓練になります。日ごろスポットライトの当たらない中で、黙々と作業しているのかもしれないが、見学者に対して説明している瞬間はスターになれる可能性を秘めており、最大のモチベーションアップ効果が期待できます。

以上、見学受け入れの3つの効用があると当社では考えております。多くの企業が見学受け入れを手間ではなく、チャンスだと思って、取組のいい内容(見学)が広く普及することを願って共に感動し、いい会社づくりを共にできる仲間が増えることを願っております。

最後に、当社としましては、先週実習を積極的に受け入れていることを掲載させていただきましたが実は、法政大学大学院坂本光司研究室での視察活動をここ数年実施し、実践できていなけえればならないのですが、まだまだな印象です。。。

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