熊本発達障害当事者会リルビットIn福岡 話題提供者として参加させて頂きました。

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福岡市での熊本県発達障害当事者会リルビットさんの主催イベントで、当社の取組を提供させていただきました。

参加構成は、企業経営者、就労支援事業所関係者 、職業カウンセラー、当事者(傾向を含む)で、福岡、熊本、長崎、大阪から約20名強の盛会だったと思います。

当日の流れは以下のとおりです。

東京・飯田橋「ふらっとカフェ」、㈱サポートケイ佐藤浩司氏 × 発達障害当事者会Little bit 学習交流座談会 @福岡市

2015.1.31(sat) 18:00~21:00
全体コーディネート リルビット ソーシャルワーカー
18:00~18:10 受付
18:10~18:20 あいさつ  
18:20~18:35 福井亮介氏 話題提供「障害者雇用を目指す当事者の立場から 不安・苦悩」
18:35~19:15 佐藤浩司氏 話題提供「障害者雇用の意義」
 ・どんな取り組みをしているのか
 ・生活訓練事業所とは
 ・なぜ障害者雇用をしているのか
 ・障害者雇用にどんな思いがあるのか、何のためなのか
 ・どういう人材を求めているのか(企業に向いている人・向いていない人)
 ・障害者雇用の意義、難しさ
 ・当事者に向けて、「雇用に結びつくための心構え」
 ・発達障害を中心に、ほかの障害も視野に含めてのお話  など
19:15~19:25 質問票記入、休憩
19:25~19:30 質問票回収
19:30~19:50 質疑応答 
19:50~20:40 座談会
20:40~21:00 感想、片付け

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まず、当事者福井氏のお話から。
ポイントは、当事者の方と企業の距離が遠いと感じたことです。これは、当事者との対話が少ないと感じます。もちろんクローズ(当事者の方が障害を伏せていること)ではありますがそれを差し引いてもです・・・。クローズが企業側で対応できていないのは、やはり、ミスが特性で出来ないことが解らない・・・。これはお互いに大変であるが、当事者の立場になれば、手帳を取得することにも前に進まないし、手帳自身が必要ないと思っている方もいらっしゃいます。ここは、悩ましいところですが、それをどうクリアしていくかは、企業では、発達障害と伝えられたら、「明日は我が身かも」と思い、対応し、出来る限り様々な箇所に相談して、理解しようとすることが必要です。

それは、今後増えるであろう、発達障害者の理解と学習を法的背景からも、CSRからも、言われるのを待つだけではなく、積極的に行わなければならない状況になっています。また、当事者では、勇気を持って企業に伝えること、職場内に理解者を持つことが必要ではないかと思います。ただ、当事者と知っていても企業改善出来ない場合は、会社内で、障害者就労・生活支援センターに相談する、そのまま耐える、場合によっては退職することも実例としてよくお聞きまします。

さて、本題の当事者福井氏の話ですが、
 第1に、1日で辞めるとかきちんと言えないので、FAXで辞表を出すという経験をされたそうです。これは、企業側からすると非常識と捉えられます。しかし、本人は、いっぱいいっぱいで一生懸命なのです。それで話を聞いてあげないといけないと思うのです。
 
第2に、人とうまく関われないので、不安を持っている。そして、その不安が過去にあるので、就職した際、ミスがあった時に怒られるということが非常に恐れているということです。企業側の論理からすると手帳が無いから、「そんなんわからん!」と言われれば、そうですが平成28年4月より、障害者雇用促進法の法改正で、合理的配慮の提供義務が平成28年4月より施行されるので、その訓練と考え取り組めば良いのではないかと思います。
 
第3に寂しいという気持ちを出すということで、企業側は、それを受け入れる努力をすることです。
 
 第4に、自分と向き合うのがつらい人もいるからこそ、弱い部分「助けてください」と言える人が自分も周りも楽になると言っているように感じました。
 
 第5に、場所(職場や福祉機関)が変わる。または、就職・通所するまでに不安があるとのことです。
 
 私からの話題提供は、知る→慣れる→解る→出来る という話をさせていただきました。慣れるという過程で、当事者と支援者側・企業側が慣れるという過程が信頼関係を作るということです。信頼関係が出来れば、多少の意見の食い違いも話合うことで、ほぼ解決できると210社視察事例で、確信しておりますし、障害者雇用が上手く行っている企業は、当事者の方が社員さんや経営者と上手く関係を構築しています。

その後、他の当事者の方から座談会で出てきた意見や感想、質問を伺うと選択肢が少ないです・・・。だからこそ、企業側がもう少し一生懸命障害者雇用に向き合い、取り組んで行かなければならないと感じた当事者会でした。

後日、当日の当事者会共同代表の方から以下のメッセージをいただきました。
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昨日のイベントに参加しました熊本県発達障害当事者会リルビットの共同代表理事の須藤雫です。昨日はとても為になるお話をして下さり本当にありがとうございました。そして二次会もお疲れ様でした。もし東京に行く機会があればふらっとカフェにふらっと立ち寄りにいきたいです…笑
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■佐藤の返信
ありがとうございます。当事者の話を伺い、ふらっとカフェのサービスが必要とされていると感じ、また、サポートケイの取り組みに関し、一定の評価を直接伺えて、ありがたい反面、心が引き締まる思いです。東京にお越しの際は、是非、お立ち寄り頂ければ幸いです。須藤さんはじめ、皆様の素敵な笑顔を拝見できて、さらにやる気も出てきました!

時間がある限り、当事者会での活動は続けて行きたいと思います。今後共よろしくお願い申し上げます。

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