障がい者の生活環境や移動整備は急務

281119

平成28年11月11日付の「障がい福祉計画及び障がい児福祉計画に係る成果目標及び活動指標について」の資料ですけれども、お恥ずかしながら、最初にこの資料を拝見させて頂いた時に意味がよくわかりませんでした。

施設入所者を減らす目標?グループホームは、居住するという意味で、入所施設ではないのか?更生施設、授産施設、生活施設、地域利用施設もそうではないのか?、ここで言っている「施設入所者」は、どういった施設なのか?と思い調べていましたが、わからなかったので、障がい者及び障がい福祉に関わり、はや30年の方に伺うと「歴史にある。」と真剣な眼差しで一言。

色々察するところもありましたが、出来る限り、自立出来る環境を整える。場所を拠点にするという理解をしました。

他に目に止まった内容は、
1、資料No7の施設入所支援の利用者数の推移(障がい支援区分別)で、28年3月時点の利用者数を25年3月時点の利用者数と比較していて、
障がい種別でみると区分6については、身体障がい者は9.1%増加、知的障がい者は21.3%増加、精神障がい者は69.4%増加し、精神障がい者数の69.4%は、伸び率が他特性と比較しても軍を抜いています。

2、資料NO11で、高齢化・老化及び早期退行などで日常生活に問題を抱えている者の数は、知的障がい関係施設・事業所利用者で17.4%、身体障がい関係(障がい者支援施設)で21.2%、精神障がい関係(グループホーム等)で11.6%であること・・・。

どの特性でも10%以上の数値になっています。特例子会社含む一般大手企業に勤める知的障がい者の方も45才すぎると少しずつパフォーマンスが下がっているようで、継続雇用のための具体的な対策が行いにくいのも事実で、企業全般困っているようです。例えばその対策として、企業高齢化対策が利用者の就労継続支援A型にしてみては、という案も制度(加算で)化されると安心して、中長期的に継続雇用できるのではないでしょうか。

また、近年での大きな動きは、2014年1月20日国連に、「障がい者の権利に関する条約」批准した過去がありますが、要は「確定的な同意」をした。ということです。世界に向け、わが国は、「行っていきます。整備していきます。尊重していきます」と努力をすること、実施していくことを世界に向け宣言していることにもなるのではないかと思います。

私個人的には、パラリンピックの件が真っ先に思い浮かびました。

世界から来る障がい者に対して、日本の電車バス等の移動がどう映る(東京のスペースが狭いということ)のかな?ということです。福島開催整備等は省きますが、東京都内他開催地区で過ごす、空港、バス、電車で移動する世界の障がい者に対してユニバーサルの整備状態、先般の視覚障がい者の転落事故等、勘案すると懸念事項もあります。

具体的に現状のユニバーサルで開催中の警備を想定すると

・聴覚の方に解る地名、駅名表示もしくは、見やすい位置に掲示しているのか?

・色盲の方が各駅の点字が認識出来るのだろうか?

・全盲の方の転落事故で、すべてに設置は難しいが、開催時期は、英語の解るガードマンを増員するのか?どうか、配置人数で、対応出来るのだろうか。

・自閉傾向の方が問い合わせていたら、英語で優しく時間をかけ丁寧に説明出来る体制が取れるのだろうか。

・義足の方が滑らない駅構内のタイルやコンクリートになっているのだろうか?

・車椅子の方が自由に動き回るスペースがあるのだろうか?

・駅構内や移動途中で疲れた場合、休憩出来るスペースや配慮は、されているのだろうか?

など、考えれば、課題は多いように思います。

今後は、グループホーム運営ノウハウや、障がい者雇用、障がい福祉が地域での暮らしや滞在及び移動のサポートや関わり方に生かされてくるのではないでしょうか。

良い会社(幸福な社会含め)づくりは、人として、自分たちに関係ないことでも、気にかけ、見守れる、繋げられる協働コミュニティが形成される、意識し改善する共同体が構成されることなのはないかと思います。

PS、同資料のNo29 就労移行支援の事業所ごとの移行率に関する目標について 記載がありますが、本日の主旨が薄くなるので、一旦筆を置きます。この部分については、次回以降に深く考えてみたいと思います。

ちなみに同資料のNo29 就労移行支援の事業所ごとの移行率に関する目標について着目した内容は、【成果目標】就労移行率が3割以上である就労移行支援事業所を、平成32年度末までに全体の5割以上とすることを目指すことです。5割以上目標の達成がどうかということですが、同ページに都道府県障がい福祉計画50.2%とあるがこの数値を上げていくということになります。国がどの程度の数値目標を掲げてくるか着目です。

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