仲間の就労継続支援A型事業所へ視察。そして、精神障がい者認知度の課題

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こんにちは。佐藤浩司です。

今週は、仲間の就労継続支援A型事業所に視察に伺いました。
はじめに会社概要からです。

場所は久留米で、YMTサポート株式会社、事業所名:スキルアップ事業所

指定年月日は、2014年10月1日

仕事内容は、ホテルの客室清掃
      スーパー惣菜や生鮮・日用品等の品出しや整理
      アメリカンフラワー作成です。

取締役会長 野口誠 氏 です。

本業は、別に運送業があるのですが、ではなぜ福祉施設か?ということです。身内に精神の当事者がいらしたことです。私も種別は違えど、私も身内にいるということが根っこにあるのです。

開業して、1年1ケ月ですが、半年で、定員20名を越す勢いで、利用者が来られたようです。福祉事業なので、営業でハローワーク、病院、相談支援事業所、クリニック等各機関に回っても、最初は様子伺いで、信用していただくまでに時間がかかるものです。

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本業がありながらも、半年で、定員を集めるだけの理念、行動等が周囲に信用された証ではないでしょうか?

利用者内訳は、精神は70%、知的20%、身体10%で、特性を活かした良いフローだなと思い関心しながら、拝見させて頂いておりました。

当日は、支援員の方含め、数時間滞在して、アメリカンフラワー作成の仕事内容をじっくり拝見しました。流れ作業でそれぞれの持ち場を真摯に行っているのを目の当たりにして、やっぱり良いなあ。まだまだ頑張れることを教えて頂けるありがたい仲間です。

■他に良い点は
・スタッフさん挨拶はしっかりしている。
・送迎もある。
・賃金も最低賃金を確保し、当事者のための自立を支援している。
・当事者の方の表情に充実感がある
・掃除もテキパキ行っている
・雰囲気が良い
 *スタッフの努力の成果でしょうけれども、当事者同士が声を掛け合い役割を果たしているということです。

良い就労継続支援A型事業所の典型ではないでしょうか?

話は変わりますが、施策もあるので、「法定雇用率」を全面に出され、モノ扱いしていると思われる企業に会うとなんとも寂しい気持ちになるのですが障がい者だからといって偏見で見ないで欲しい。との気持ちも湧き上がります。

企業からお声がけ頂いたり、ご紹介で訪問し、お話させていただきますが、精神障がい者や知的障がい者には、お金をかけて(少額です少額。)採用しようという気持ちや取り組みが少ないのが本当に残念でなりません。都心では、身体障害者は一般の有料職業紹介と同様30%のところも少なくありません。

確かに身体障害者に比べ精神障がい者や知的障がい者は、わかりずらい、管理が大変ということはあるかもしれませんが、「明日は我が身」で万が一自分自信なった場合、身内にいる場合等考えると逆の立場にもなる可能性もあるのです。また、精神障がい者や知的障がい者ともしっかり話し合い、観察し、周囲にも協力を求めれば、必ずできる仕事があるのです。

最近TBS日曜9時の「下町ロケット ガウディ編」でも、主役の阿部寛が「どんな困難な状態でも答えは必ずある」のセリフがありますが、精神障がい者や知的障がい者にしっかり仕事して頂くことは、健常者であろうが身体障害者であろうが同様のことと思います。長期的にみたら、精神障がい者や知的障がい者の真面目さが、戦力になりますし、そして、その工夫点や改善点や配慮が後々の採用や会社のメンタルヘルス対策や採用ノウハウになり、より良い会社になっていくのです。

対策を怠り、最悪の場合、企業内部での自殺者が出たり、小さな事件でもそうですが、訴えられたりすると労働裁判では、名前が生涯記録が残るし、検索し、名前が出れば、すぐに「ブラック企業」とのレッテルを貼られてしまう可能性があります。

最近の例では、ニュース記事に(ニュースに出た)掲載と同時に?某大手飲食店が業態変更?する旨の記事がありました。飲食店は直売上に響ききます。近年の20代30代は、福利厚生や社会貢献に関心は高いです。新卒採用にも影響があるでしょう。

飲食店等サービス業は、最重要課題として、福利厚生やメンタルヘルス等の仕組みづくりや対策に取り組まなければ、開店しても人材確保難で、営業出来なくなることもありえるのです。その結果、人員不足で人材確保するための派遣や採用費用掛け人材確保する。本末転倒でなはいでしょうか?もし、障害者雇用や地域活動、社会貢献活動に力を入れておけば、こんなことにはならかった。と後悔しても遅い場合があります。

当事者が頑張っていれば「あそこ頑張っているよね」、「本人があの企業ではよくやってもらっている」、もしくは「働きがいをもって行っている」と理解できれば、また、噂になれば、企業イメージは格段に向上します。見学に来社します。来社すれば、ご飯は食べて行きますし、小売店であれば、何が買っていくと思うのです。

企業イメージという意味では、某海外の自動車メーカーが排気ガスの数値を改ざん(組織的には最近認めた)があり、たまたま知り合いの社長がその某海外の自動車メーカーの日本販売ディーラーで、売上が1/3になった。と申していました。

大変な時代にはなってきたと思いますが、一方で、社員をトコトン大事にする、社会貢献活動や地域活動をしっかり中長期的に取り組むことで、振り返れば、とんでもない差別化が出来る時代ではないでしょうか?

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