発達障がい者の方との関わり方を考えてみる 1/2

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今週は、発達障がいの診断を受け、就労移行に通所している20代男性の当事者やその仲間が投稿して頂いた記事を本人の許可を得て、掲載(1/2)させていただきます。

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発達障害について考えてみる

今回は私が発達障害の診断を受けたという事と私のことが新聞に連載されたという事から発達障害について考えていきたいと思います。
私は昨年11月に熊本市内の心療クリニックにて広汎性発達障害(2ページに連載の新聞記事を御覧ください)という診断を受けました。
発達障害の人は10人に1人と言われています。多くの人が悩み、苦しみ、生き辛さを抱えていることだと思います。
また発達障害のことで当事者の方で苦しい思いをしている人は沢山います。しかしながら発達障害の方との関わりで悩んでいる人、苦しい思いをしている人がいることも事実です。
皆さんそれぞれが発達障害のことを理解し、寄り添えるためにはどのようにしていけばいいのかを考えていくことが大切なのかと私は思うのです。接していく上で苦にならない程度で工夫していく必要はあるのではないかと思います。また無理な関わりを強要しなくてもいいのではないかと思います。しかしそのことをきちんと把握していなくてはいけないと思うのです。
当事者の特性を理解していけば、それが長所となりよりよい方向に行くこともあると思うのです。適材適所という言葉がありますが、本人のあった場所で力を発揮できることをしていくことが大きなものを生むと私は思います。
日本社会はこうでなくてはいけない。という風潮があり全てそれに括ろうとしているものを感じます。ここではそのようなやり方だからというのであれば私はありだと思いますがそれを全てにしようとする風潮は発達障害の人に関わらず多くの人が苦しんでしまう結果となると思うのです。
社会は変わらない。社会に通用しないからではないといつも私は思います。先ほども記載しましたが適材適所で活躍できる場が大切だと思うのです。
そこで今回、私が発達障害について連載した記事を参考に皆さんで考えていきたいと思い記事を見てどのように思われたのか、私の意見の他投稿いただき、許可を得た方の意見を連載いたしました。
是非沢山の方の意見をご覧いただければと思います。

発達障害と私

私は新聞記事にも記載してあったように、私が今思うことは本来は人と関わりたいのだろうという気持ちが強いのだろうということです。
私は幼い時より精神的に強くないのに騒がしくしてしまうという特性がありました。それにより楽しくできる時もあればいじめを受けたりなめられたりすることも多くありました。
その他、感情爆発のブレーキを自分でかけられなくなる。(但し支援があれば止められることも多い)罵声や攻撃的に責められることに敏感でフラッシュバックがある。物の整理ができない。空気を読めない発言や行動もある。その他色々あります。意思の疎通がうまくいかないこともしばしば。人に物事を伝える事や文章で人に伝えることになるとさらに苦手意識が強くなります。
また複雑なものは物凄く苦手で長文の文章を見りことや、物語を理解する能力も苦手です。
そのようなことがあり、人間関係で円滑にいかないことや、仕事をする時の人間関係や仕事という責務が負われるときに切羽詰まり、「うまくいっていない」と強く言われたりするたびに怯え、仕事を転々とする。仕事という場に対する恐怖に包まれています。
中学では不登校でしたし専門学校ではクラスに馴染めなかったり、苦痛なイジリに合ったり・・・
そして昨年(2014年)10月に全てのものが爆発したせいか切羽詰り情緒不安定鬱状態となり体調を崩すことも増え、以前より疑っていた発達障害の検査を受けることを決意しました。
診断が出たとき自分自身をここまで見つめることができてよかった。特性が分かったと肩の荷がおりました。
私は発達障害というのは5年前にも疑われていましたが3カ月待ちといわれたことと自分が障害をもっているなんて自分は違うという気持ちもありました。しかし今となり発達障害が分かったことで私はこれからどのように生きていくのかを考えていく1つのきっかけになったことや手帳を取得したことで就労面でも障害者雇用という選択肢が増え、迷惑と配慮を得ながらも生きて行けるのではないかなと思います。
私は本当に診断を受けてよかったと心の底から感じていますし、肩の荷がおりて生活しています。

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いかがでしょうか?発達障がいや精神障がいは、特性が見た目で分かりずらいので、当初は、分かり合えるまで苦労もすると思います。
私たちができることは、限られているし、当人に変わることもできません。
しかし、当事者は、記載のとおり生きづらさを抱えています。そのの置かれている状況や気持ちを理解しようとする姿勢(関わり方)ができれば、お互いが心地よいとおもいます。

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また、周囲は、支援者であると同時に応援団でもあるということです。
応援団だからこそ、やるべきことは、たくさんあると思うのです。

次週で完結ですが、当事者の意見を掲載させていただきつつ、社会の中で、関わりが必要であるがどう接して行ったら良いかを考えていきたいと思います。

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