段取りの重要性と障がい者の生活環境が採用にも影響?

281008

今日は、生活面での環境をしっかり聞き、仕事面と退職及び転職をリンクさせて、違和感がないように考えれば、採用後の環境を創れれば、定着(愛着)もしていくのではないだろうか?健常者も障がい者も生活面を重要視し、指導かつ寄り添うことで、結果的に良い会社を創る1ケの重要な要素ではないだろうか・・・・

最近、知人から聞いた話です。配慮事項になるのでしょうけれども、最近引っ越しをしたそうです。精神(発達)障がい者の方も無理のない範囲で手伝ってもらったそうだが、なかなか大変だったとのこと。そのときのエピソードを伺いました。
1、PCの配線とデスクとの配線とを整理がわからない
2、荷物を積み込むのは良いが、降ろしたあとのセッティングの方法が全く抜けている。
3、資料をダンボールから開け、棚にしまう際も、担当の顧客の資料量が理解で来ていないので、空きの棚と全部埋まっている棚バランスが悪い。
4、棚にしまう際も名前が見えない方向にしまっている。
5、普段は、メモで指示すれば正確に行うのですが、引っ越し中は、メモでも内容でも誤りが多かった。

推測される要因は、
1、本人が全く引っ越しの経験がない。
2、引っ越しは、荷物が散乱し、場所変更もあるためパニックになってしまった。
3、特性が原因である。
が主であると思います。それに伴い、2014-11-29の私のブログで、ハードスキルとソフトスキルの支援が必要で、特にソフトスキルの充実と生活面でのフォローが企業ではなかなかできない。という記事を書かせて頂きました。

以下が記事(抜粋)です。

発表の内容として
■ハードスキルの支援(仕事外の対人関係)
 仕事のやり方、進め方
 →辞めた理由
  簡単な作業が出来なかった
  自分の能力では手に負えなかった
  仕事の技術面で追いつかなかった
  仕事をするのが遅いので、向かなかった
  人より時間がかかった
  仕事のレベルアップが出来なかった。
  自分に合わない仕事だった。

■ソフトスキルの支援(仕事外の対人関係)
 日常生活能力、対人関係(挨拶、協調性、表情(明るさ))、余暇活動、職場での行動(休憩時間の過ごし方)
 →辞めた理由
 自分のペースで働けなかった
 仕事がつまらなかった
 ストレスと体力が続かなかった
 期待に答えようと頑張ったが続かなかった
 人間関係で問題を抱えた
 雇用主に自分の障害を理解してもらえなかった
 普通の人の感覚を身につけさせようとされ、精神的に辛かった
 「障害など関係ない努力して治せ」と言われ、重圧になった
 会社でいじめを受けた
 人間関係のややこしさにパニックを引き起こした
 いじめにあったり無視されたりした

私も発表の先生と同様ですけれどもソフトスキルの支援や整備が必要であると思います。ハード面は、時間を掛ければ技術的、スピードも向上していきますが、ソフト面は、生活の環境や育ってきた環境、親の教育方針、小学校、中学校、高校、大学生とそれぞれが異なるのです。企業もここまでは、目が行き届かないのが現実です。
人として、どう成長していただくか?そのためには、試行錯誤いろいろなことを試して、本人と実行して、振り返って、実行を粘り強くしていくことではないかと思います。ただ振り返りの中で、仕事が進まないのは、障害でそうなのか?自分自身の仕事でのことか?をしっかり分けて考える習慣を身につけさせるように持っていくこと、それを継続することが重要ではないでしょうか。

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仕事の面は、時間かけて教えていけば、なんとかなりますが、(ある程度習慣化している)生活面を変えていくのは、なかなかどうして大変です。採用年齢にもよりますが、高校、大学を出ている方は、若いですが、経験値が少なく、固定電話での話す機会がないこと、スマホ等、便利なものが溢れていることで、情報整理や情報リテラシー等、仕事以外のことも多く教えていかなければならない。一方、30代以上の方は、生活は、ある程度習慣化はしているので、生活面では、どういう環境で育ってきたか、なぜそうしてきたかをしっかり確認することが重要で、仕事面(キャリアの話)のときにその流れで、転職や退職の話も上がってくるでしょう。生活面での聞きつけたことを転職や退職を関連づけて聞き、関連している場合は、素直で良い人材ではないだろうか? 

その上で、実習、訓練、トライアル雇用を通じ、人なり、仕事なり、職場雰囲気、人間関係、昼休みの過ごし方、不明点等の聞き方やタイミングを当事者と企業側で関係性を創れれば、戦力になってくれること間違いないと思います。

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