復職にかかる費用や必要性

復職支援イメ

今日は、復職にかかる費用等を考えてみました。企業も重要と考えていると思いますがなかなか踏み切れていないのが、また、どうして良いかわからないのが現状かと思います。

企業の復職支援にかかる費用(参考)
                     時間  回数・人数  人件費
▼産業医の人件費      
 産業医面談                20分   2回   ¥13,332
 面談後の人事担当者との打ち合わせ     10分   2回   ¥6,666
▼人事担当者の人件費      
 回復の状況を月に1度確認する        30分  3回    ¥7,353
 産業医面談の手配             15分   2回   ¥2,451
 産業医面談後の産業医との打ち合わせ    10分   2回 ¥1,634
 休職開始時の社内調整など         120分  1回   ¥9,804
 復職時の社内調整など           120分  1回   ¥9,804
▼復職委員会の人件費      
 産業医                   30分   1人   ¥9,999
 人事担当者                 30分  1人   ¥2,451
 上司                    30分  1人   ¥2,451
合計                       ¥65,945

https://www.jstage.jst.go.jp/article/sangyoeisei/54/6/54_E12001/_html/-char/ja/#sec03.04 より引用

*復職し、定着できなかった場合、再度費用を見込まなければならない場合もある。現在、復職し精神疾患再発率は60%で、1回の費用は、13万円で、人数を掛ければ、かなりの費用増になる。それはそうだが、もっと大事なのは社会的イメージCSR的には、かなり、痛手である。つまり、社員の信用、医療業界の信用、取引先の信用(担当が変わることに、長期に休むことで知られてしまう)、公的機関の信用が低くなってしまう。

企業の立場としては、原因が勤務や生活等様々なことがあり、静観するしかないのでしょうか。そこで、様々な連携を考えてみたが、企業と福祉事業所(生活訓練事業所)の関連会社同士の連携で可能ではないかと想定してみました。

まずは、生活訓練事業所でできることを考えてみます。
・うつ病に特化した関係性づくりトレーニング 通所する→体調と整える→自分の関わり方を認識し伝え理解する→自信を持つ→社会復帰
・精神障害者手帳無の方も安心して通所
週2~5日通所できる方を対象に、費用も1日748円と割安。生活訓練事業所では、手帳有無や日数に関わらず多様な状況の方の利用が可能。
・関連会社との連携での手厚い復職(定着)支援サービス  障害者雇用企業と連携し、障害者雇用企業での雇用ノウハウや支援機関との連携やネットワーを生かし安心して復職できるよう支援が可能。
・一気通貫サービスが提供でき当事者も安心  生活訓練事業所等の第三者から当事者様や会社の状況を伺い、経緯や職種等をよく検討し、最適な復職後の定着に向けた安心した支援が可能。

企業でできることは、職場復帰のコーディネート(計画案立案、書式作成、助言、場所提供、復帰、定着、調整)で、休職の申し出があったときから関わりを持たせていただくと最短で最適で安定した復職支援ができるのではないかと感じます。そのコーディネートと役として、当事者とのヒアリング、休職準備、各医師との調整、休職中に過ごす場所、生活記録サポート、復職準備、定着支援などが考えられます。

復職までにいくつかポイントはありますが、休職中に過ごす場所の例を上げてみます。休職中は、自宅で過ごす、生活訓練事業所への通所(福祉施設)、リワークセンターへの通所(雇用保険利用者)、デイケア施設への通所(治療)、クリニックへの通院(治療)がありますが、混んでいて、待ってしまう。その場合、どうするか?下記の比較1ケとったとしても当事者にとって良い選択なのかどうか?配慮する必要がありますし、下記以外の他施設の状況を理解しておき、最適な選択をどうしていくかなど結構時間と手間を要します。

          記

例)生活訓練事業所とデイケアの機能例
        生活訓練事業所     デイケア
枠組み     福祉        医療

仕事の本質   不判断、提供    判断と治療

仕事の目的   職場復帰の準備期間  主治医への情報提供

視点      関わり良い所を    治療経過を見る
        一緒に見つける

自由度     髙い        きっちりしている

当事者の見方  人の性格や特徴を   診断名を中心に
        中心に   

立ち位置    企業と本人の調整   治療中心

場所      通勤しやすさ     主に病院内
        明るく居心地良い

すべての機能を社内で行うのは、(残念ながら、)増える傾向のある精神疾患の方の対応には相当に負荷がかかると思われます。企業様の活用の方法の1ケとして、外部活用(「職場復帰のコーディネーター」)を行うと本来人事が行う仕事(職場環境改善や従業員満足のための整備や仕組みづくり)に専念でき、良い会社になるのではないかと思いますが皆様いかがでしょうか?以下は企業側にとって(結論の)必要性を感じた内容です。

■復職支援の外部委託(コーディネーター)が必要な理由
・企業側の立場や第三者立場で、当事者や医師の状況を理解し、一緒に関わっていく支援機関との連携が必要。
・支援機関とは、企業事情、業務や定着の相談、諸々想定をしながら復職時までの経過を把握、復職後の安定のために連携が必要。
・CSRの観点からも体制整備が早急に必要であり、導入することで諸リスクの回避となる。
・定着支援を安心して任せられ、さらにサポートもしてくれるパートナーの存在は、心強い。

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